すずめちゃんの話

今日は休み。と言うか最近は週の半分は確実に休みですね。

カルテットがアマゾンプライムで配信されてるので初めて見た。いま放送中のドラマの大豆田とわ子とカルテットは脚本家が同じなので気になりまして。

高橋一生の顔がきらいだからカルテットは当時避けてたんだよな。主題歌は好きで聴いてたんだけど。松たか子満島ひかりの声の相性いいよね。

 

 

 

 

第3話で満島ひかり演じるすずめちゃんが実の父を亡くすんですが諸事情で父とはずっと音信不通なのに、死ぬとなったら顔を見に行くべきなのか葛藤してて、松たか子演じる同居人(これも同居人の一言では片付かない関係性ですが長くなるので説明は割愛)の真紀さんが、

 

「病院行かなくていいよ

いいよいいよ

軽井沢帰ろう」

 

と言ってくれて、いやほんと親がなんだって話ーーー真紀さんありがとーーーと私の心の中のすずめちゃんが呼応しました。

こんなこと言ってくれる人、私が生きる現実にはいないよ…親の話をすれば、そんな風に思うのは良くないとか、関係性を良くするように努力するべきだ、とか、私にこんな気持ちを抱かせてる親の言動は見ようともせずにね。私だって気持ちのいい親子関係を築きたかったさ。

で、私も外野の無責任な言葉にいちいち振り回されなきゃいいんだけど、いや腹立ちますし。わからない人にいちいちわかったようなこと言われるのって。でも私もわかったようなことを常に言いがちなので気をつけたいです。本当に。最近思ったこと脊髄反射で口に出し過ぎだから良くないんだよなあ。

 

で、そう、親ってね、親なだけで人間だから、子だろうが私も人間なので、合う合わないがあって当然なのになんで関係良好が大前提なんですかね?不思議すぎる。夫婦に離婚があるように親子も離縁とかあったらいいのに。二十歳過ぎたぐらいで離縁を選択する機会がほしい。

違う人間なんだから絶対的に関係良好とか、そんなの無理に決まってると思うな。そもそも私が好きな人間なんて世の中にほとんどいないのにですよ。ましてや50代より上の人たちなんて親じゃなくても好きな人なんていない。

親との関係が悪いこともすでに苦しいことなのに、関係が悪いことを悪だという概念を押し付けられてさらに苦しめられる。地獄だ。

 

親死んだら泣けるかなわたし。ほっとしてしまいそう。ひとりっ子だから、離婚もするし本当にひとりになるのにほっとしそう。葬式とかはちゃんとしてあげたいって気持ちはあるけど。

 

 

多分2週間くらい前から週の半分はホテル生活してる。一泊2500円以内のホテルだから一人暮らしよりは負担ないし、その値段で大浴場入れるし、なんせ立地がいいからすぐどこにでも行けるし、もう家みたいに落ち着く場所になってる。一人暮らしするとお風呂が狭いのが嫌なんだよな。ゆくゆくは一人暮らしまたしようかなと思うけど当面このままでいようかな。

パリ出発前に実家に出戻ったときの荷物を全然解いてないのでそのままだから、一人暮らしはしようと思えばいつでもできる。

そろそろ日本に戻ってきて1年経つ。早かったな。