話し合いのまとめ

今日は夫と少し重めの話し合いをする時間があって結構体力削られた…普段からよく話し合う方だから珍しいことではないんですけど。

日々、夫としか関わりがないばかりについ話題が夫との話になりがちですいません。

 

 

ブログでも何度か話した気がするんですが、夫がいまパリで勉強中で私もそれについて来てまして、私はもうすぐビザの関係で帰国の時期なんですが夫はパリに残ります。

本当は、夫も私と一緒のタイミングで一時帰国したいと言ってました。コロナの影響でいま学校の授業もほぼストップになってしまって、それに対する学校側から生徒への対応もあまり充分とは言えない様子で、彼はかなり精神的に参っていました。この状況下のパリにいる意味がないから一旦帰って少し考えたいと言っていたので、私もそれには賛成でした。

私は、迷ったり苦しい状況のときに無理にその場所に留まる必要はないと思ったので、気分転換になるならそれも必要かなと思ったからです。

ただ、彼の実父に猛反対されました。「覚悟を決めて行ったのにそんなことで帰ってくるのか」という意見でした。「日本にいたってこっちも大変なんだ」とも言われました。

外国に住むことを選んだのは確かに私たちです。私たち二人の力だけではできない事だったので、親から金銭面の支援もなければ実現しなかった事です。言われて当然といえば当然、だけどどん底の渦中にいる夫にとっては物凄く辛い、さらに底に落とされる言葉でもありました。

未曾有のパンデミックのなか外国で過ごすことになるなんて思いもしないし、動揺しない方が不思議。私に言われたことではないのに、義父の発言は根に持ってる。心配して言ってくれてることだとわかっていても。

 

正直、私も、本当は、夫に対して、少し我慢してパリに残ることで見えてくることもあるんじゃないかなって気持ちがゼロだったわけではなくて、私自身もこの1年のうちに何十回も帰国したいと思った場面があって、でもそれを乗り越えてきていま気づける事があるから、そう思ったんです。ただ、あのとき自分が辛くて潰れそうだった、今すぐどこかへ逃げたかった気持ちを夫に経験させたいかと言ったら全然そうは思えなくて、あんなひどい気持ちから解放されるなら少しの間、帰った方がいいんじゃないかと思いました。

あと、授業がまともに受けられない状況でパリにいる意味があるのか、とか少し離れて俯瞰で見ないとわからないこともあったりする気がするので。模索してみることも必要だと思ったんです。

「男なんだから」とか「結婚して養う立場になったんだから」とか、そんなプレッシャーって夫にとって何か為になるんでしょうか。私にはよくわからない。

 

今は辛くて苦しい事も、過ぎ去ってみれば笑えるかもしれないけど、「あの時があったからいまの自分がある」なんてよく言うけど、

私は、過ぎ去ってもあのときのあのことって本当に嫌だったな、止めれば良かったな、あの場から逃れたかったなって思う事、いくつもあるけどな。

 

何が言いたいのかまとまりませんでしたが、夫にとってはパリであと1年と、まだ先が長い。今は渦中にいるから「過ぎ去ってみれば」の段階には居ないので、まだしんどいし、辛いことばっかりだと思う。

無理矢理でも、残る選択をした夫のことは立派だと思っています。全然当たり前の選択じゃないと思う。

 

今日夫と話し合ってても、うまく言葉がでないことがあったから、ブログを使ってまとめさせてもらいました。長い文で失礼いたしました…