世代間のギャップ

今日、日本人の男性が経営してるカフェにお茶しに行きました。その方とは、私のバイト先の繋がりでちょっとだけ顔見知りだから少しの間お話しました。日本人と話す機会は貴重なので本当に安心する。

 

もう6、7年はパリに住んでる人だけど「外出禁止きつかったよね〜」って言ってて安心した。住み慣れてる人でさえそうなんだから、来て1年そこそこの私たちがしんどくならないはずがないわな!!

 

外国に住むのは大変だし、しかも異国の地でお店を開くってすごく、想像を絶するくらい大変だと思うんだけど、その方は「人生のなかで分岐点があったら大変な方を選ぶことにしてる」って話してて、その後に「でもそれが正解だとは全然思わないけどね!」って言えるところが、語彙力ゼロだけど″イケてる大人″だなと思った。(年齢はたぶん35、6歳)

一括りにしてはいけないのかもしれないけど、私たちの親世代って「それが正解だとは全然思わないけどね!」の部分があまり備わってなくて、「苦労する方を選べ」の方ばっかり主張してくるからあんまり聞き入れる気になれないんだよな。苦労することが美しいと思いすぎというか。これって何故なんだろうね。戦争の影響?親の親の世代(私たちの祖父母)は戦争を経験してるわけだから、影響はありそうですよね。

自分が生きるうえで楽ばっかり選ばないのは大事だと確かに思うんだけど、それを人に押し付けるような態度はしたくないなあ。

子どもが産まれても子どもに対してはその気持ちで居たいなって思ってるんだけど、

今の20代前半の子たちって就職難も比較的逃れてるから、会社に入って指導を煽る場面でもてなされることが大前提の姿勢でいるから困る、みたいな話をしてる30代半ばの知人がいて、それも年長者の偏った意見のような気がするから話半分に聞いてたんですけど、その人が言うには教える側の時間を割くことに新卒社員が全く罪悪感がないらしくて、それも考えものだなあと思ってて、でも過度に低姿勢でいる必要はないと思うし、バランスって難しいですね。

いまの20代後半〜30代前半はわりとその辺のバランスがうまく取れてる人が多いと思ってるんだけど、自分の世代だからって買い被りすぎかな?